WBC 2023 準々決勝 日本vsイタリア in 東京ドーム

 

一次リーグを無傷で勝ち抜き、いよいよ始まった決勝トーナメント。

 

東京ドーム、日本で大谷選手やダルビッシュ選手が観れるのは、ひょっとして最後なのかもしれません。盛り上がりは最高潮でのイタリア戦。ただし、負けちゃうとそこで終了。

 

日本の先発は日本の宝、二刀流の代名詞”大谷翔平”選手。

学生時代から、自ら二刀流を宣言し、メジャー挑戦する意向の中、当時日本ハムの栗山監督の夢への実現のプログラムと情熱を聞き、日本ハム入りを決意しました。

 

あの頃は、たくさんの批判をされてました。特にレジェンドと呼ばれるプロ野球のご意見番達には、投手か打者どちらかにとこっぴどく言われてました。

 

そんな批判もありながらも栗山監督の指導の元、１番ピッチャー大谷でホームランで勝ち投手という偉業もなしとげました。

 

このあたりから、漫画でも描けない、異次元の選手となっていった気がします。

 

 

さて試合はというと、立ち上がりから、闘志剥き出しで攻めまくってました。完璧な立ち上がりでした。

一球一球に魂の雄叫びを上げてました。

 

一回裏の日本の攻撃。イタリアはピアザ監督、当時、日本からメジャーへの架け橋になった、野茂英雄投手の女房役でした。しっかりデータを見ているようで、左打者には頻繁に守備シフトを変えてました。さすがです。

 

そんな中、３回裏日本の攻撃。２打席目に立つ打者大谷が意表をつくセーフティバントを見事成功させ流れを引きよせると、吉田選手がシュートゴロの間にまず一点。そしてその後に均衡を破る岡本選手の豪快な３ランホームランで４−０としました。

 

闘志剥き出しで臨んだ大谷投手、５回表のマウンドで制球が乱れだしましたが、その後にマウンドに上がった、伊藤投手がピシャリと抑えます。

 

そのおかげか、５回裏にさらに３点を追加しました。

 

６回表マウンドに上がったのは今永投手。この選手、このWBC中になんだかどんどん成長している気がします。圧巻の投球で３人でピシャリ。

 

７回から、いよいよ待ちに待ったダルビッシュ投手がマウンドにあがります。今回のWBCでは試合外も踏まえて、１番の貢献者じゃないでしょうか。高木豊さんのYouTubeでも、今回のWBCへの熱い思いを語ってくれてます。

 

７回表をダルビッシュ選手が３人で抑えると、その裏の回に、吉田選手がスタンド中段に飛び込むホームランを放ちます。その後も村上選手が目覚めのツーベースを放ちます。その時ベンチからヌードバー選手がペッパーミルパフォーマンスを送り、村上選手も笑顔でペッパーミルをしてましたね。微笑ましかったです。尚もチャンスが続き、源田選手にもタイムリーがでました。

 

８回表には、守りに山田選手と牧原選手がでてきました。イタリアに一発を放たれるも、その後は４−６−３のダブルプレーで終了。

 

９回表には、巨人の守護神、大勢選手がマウンドにあがり、豪速球とフォークを巧みに使い試合終了。見事日本はマイアミへのチケットを手に入れました。

 

いい試合でした。

 

私自身、地元が山口な為、ペナントでいうところでは広島カープファンであったりします。日本代表だった、鈴木誠也選手や栗林選手の分までマイアミで暴れてきて欲しいなと思います。